ヤクザに愛された女 弐



すぐそばまできた、


その悪魔に触れたら終わり。


あたしはきっと、


地獄に落ち、


天使は、本当の天使になる。


「…ふぅ…」


とりあえず混乱する頭を落ち着かせようと近くのタバコに火をつけた。


肺に入ってくるメンソールに心が一瞬、落ち着きを戻した。