ヤクザに愛された女 弐



龍華……。


去年の春、元気な女の子として、
あたしと龍二の元で生まれた。

あたしの梨華から華。


龍二の龍から。


一文字づつ貰って、龍華。


強く、そして華のように
綺麗に、


そういう意味でも付けた。


大事な大事なあたし達の子供は
毎日毎日元気に育ってくれて、

「ままぁー!!」


「んーなにぃ?」


やっと泣き止んでくれた
龍華は廊下を走り回りながら
笑顔で振り返る龍華。