ヤクザに愛された女 弐



それから泣き崩れるあたしを
龍二さんが車まで運んでくれて、


「龍二さん、ありがと」


「あぁ。梨華の親父に
挨拶したかったからな」


「…ん」


そういうと龍二さんは
優しく笑い
あたしの頭をそっとなでた。




家に帰ると
定番のパーティーがやっていて、


またみんなで笑った。


飲んで笑って飲んで笑って、



そんなみんなにあたしは
静かに感謝した。