それから泣き崩れるあたしを 龍二さんが車まで運んでくれて、 「龍二さん、ありがと」 「あぁ。梨華の親父に 挨拶したかったからな」 「…ん」 そういうと龍二さんは 優しく笑い あたしの頭をそっとなでた。 家に帰ると 定番のパーティーがやっていて、 またみんなで笑った。 飲んで笑って飲んで笑って、 そんなみんなにあたしは 静かに感謝した。