ヤクザに愛された女 弐



それから海斗と真也に
詳しい事を説明してもらった。


あたしが気を失った後、


龍二さんはそうとう暴れたらしく、


その場にいた人誰ひとりとして
意識がないくらいに暴れたらしい。


あたしの母親は呼んだ警察に
連れられて、


刑務所にはいるらしい。


「…海斗、ごめんね」


話をすべて聞き終えた後、
あたしは静かに海斗に謝った。


謝って済む問題じゃない。


沢山の人に迷惑をかけた。


「謝んな。謝るくらいならオレとちゅーして!」


「え?嫌」


「はぁ?」