「梨華…」 そんな騒ぎの中でも、 静かな声でも響いた彼の声。 「あとは俺達がなんとかした。」 あたしはそういう龍二さんをみる事が出来ない。 あの悪魔が言ってた事、 それってあたしのせい。 あたしのせいで海斗も 四皇も巻き込まれた。 「ごめっ…ん…」 あたしが謝ろうと顔を上げた 瞬間、 同時に口を塞がれた。