ヤクザに愛された女 弐



「梨華です」


あたしがそう答えると


「梨華ちゃん?」


「…へ?」


まゆさんの声が一瞬、
低くなり顔が強ばった。


「ん?梨華ちゃんかぁ!!まゆの事はまゆって読んでね?」


その後は普通に戻り猫の様にコロコロと笑いその場から立ち去った。