ヤクザに愛された女 弐



てことは龍二さんもまだ起きてないよね?


「化粧しよ」


取り合えず化粧に時間がかかるあたしはそそくさと化粧を開始して、


「なんかコスプレみたい」


夏休みに金髪にしたせいか、


それともメイクが派手になったからか、


あたしはコスプレみたいになってしまった。


「まぁいいや」


そう鏡を見ながら呟くと、


「梨華さん!!」


「ん?勇気?」


「はい!!」


久しぶりの勇気の登場だ!!


「どうしたの?」


「あっ、麗奈さんが飯だって」


「ん、わかったよ」


「龍二さんも起こしてこいって…」


その言葉にあたしは固まった。