ヤクザに愛された女 弐



「すいませーん!!」


「通りまーす」


あたし達は大きな荷物を持ちながら群がる野次馬の間を通り、


やっとの思いでついた一番前には…


「あれって…?」


そういいあたしを見るあゆの視線に、


あたしは答える事が出来ない。


あたしの前に居たのは、


「かい…と…?」


20人にやられる海斗の姿。


さすがに強いかもしれない海斗も、


20人はキツい。


「なんで??」


あたしはそんな光景に焦りながらも必死にケータイを見つけると直ぐに


電話帳から龍二さんをさがし電話をかけた。