「すいませーん!!」 「通りまーす」 あたし達は大きな荷物を持ちながら群がる野次馬の間を通り、 やっとの思いでついた一番前には… 「あれって…?」 そういいあたしを見るあゆの視線に、 あたしは答える事が出来ない。 あたしの前に居たのは、 「かい…と…?」 20人にやられる海斗の姿。 さすがに強いかもしれない海斗も、 20人はキツい。 「なんで??」 あたしはそんな光景に焦りながらも必死にケータイを見つけると直ぐに 電話帳から龍二さんをさがし電話をかけた。