ヤクザに愛された女 弐



「龍二さん、向かえに来ないと思ってたんだ。」


「………」


あたしが話始めると龍二さんは静かに煙を吐き出した。


「まゆとお祭り来てたでしょ?あの時に、もう龍二さんとは終わったって」


「………」


「だからさ?龍二さんが繁華街で暴れてた時あったじゃん?


正直まゆに止めてもらえばいいじゃんって思ってたの。


なのにまゆを病院送りって…


ほんとにびっくりした。」


あたしが何を言いたいかなんてきっと龍二さんには伝わらない。


「なんて言っていいかわかんないけど、」


これだけわ伝えたい。


「あたしを、

向かえに来てくれてありがとう。


こんなあたしを、
龍二さんはまだ好きでくれてるって、


おもってもいんだよね?」