ヤクザに愛された女 弐



「あの時は、ホントにごめん」


あの日、病院であった以来のまゆ。


「え…」


「ふん!!龍二の事は譲るっていってんの!!」


「まゆ!!」


ツンケンしてるけど、


「なによ?」


そんな彼女の一生懸命な思いが伝わるから、


「許してあげる」


あたしは笑った。