一番前も、一番後ろも見えないくらいな距離の真ん中にあたしたちはいる。 皆が皆龍二さんとあたしを守っているみたいに囲み、 その中心にいる龍二さんも皆を信用し、 同じようにみんなを守っている。 それって、簡単に出来る事なんかじゃない。 背中を誰かに守って貰っているって、 すごい信頼がないと出来ない事。