久しぶりにしたキスは、 あたしの止めきれなかった涙でしょっぱかった。 「梨華、手だせ」 龍二さんが離れると、 あたしにそういいながらポケットに手をいれた。 「え?」 それに戸惑いながらも手を出すと、 「そっちじゃねぇ」 “こっち” といいながらあたしの左手をつかむと、