ヤクザに愛された女 弐



もう、


龍二さんを信じる事に疲れた。


龍二さんの来ない迎えを、
待つのに疲れた。


「…ダメじゃん…」


疲れたけど…


あたしは、左手の薬指にはめられているリングをみた。


こんな事、
考えるのは止めよ。


今は、仕事に集中しなきゃ。