サインしたら、社長代理は即座に帰っていった。 「はぁー」 大きな溜め息をつく。 「…ってことで、ドラマ主題歌の作曲よろしくね?」 「は、はい…」 「ぶっ倒れんなよ?」 それでも、私の身体を気遣ってくれる健人くん。 「大丈夫です」 「花恋ちゃん。お願いだから無理はしないで?」 私はまた、優星くんが書いた詩に曲をつけることになった。 「じゃあ俺、帰る。じゃあな!優星と花恋」 「うん、ばいばい」 3STARの曲が作れるなんて、すごく幸せ。 でもそれが、私なんかでいいのだろうか? .