その紙には、言葉がずらーっと書かれていた。
しかも、1作じゃなく3作も…
「これ全部、優星くんが?」
「うん一応…3STARのリーダーとして出来る限りやってみた」
「でも、お前ドラマの撮影が…」
健人くんも流星くんも驚いている。
「ドラマの撮影の休憩時間に書いた」
自分だったら、休憩時間を費やしてまで詩を書ける?
グループのリーダーとしての責任を果たせる?
それはきっと、優星くんなりの精一杯の努力だと思う。
私には真似できない…
優星くんは、疲れが溜まってるはずだ。
「じゃあ、3つの中から選ぼう?」
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