そのとき、会議室のドアが急に開いた。
「ごめんね。遅くなっちゃった」
誰!?
「あれ?見慣れない顔が…」
いや、あなたこそ誰!?
「僕は、華原流星(カハラリュウセイ)。高校2年生」
「金城花恋です。私も高校2年生です」
「あー!!一緒だ♪」
なんか、女の子みたいで可愛い!
何ていうのかな?
"弟キャラ"って感じ?
「優星と健人は高3で、僕だけ高2なんだー!!思いっきり甘えてやるぅ〜」
男の子なのに、女の私より可愛い…
「健人に流星に花恋ちゃん、ちょっといいかな?」
あ、忘れてた
「一応、出来る限りやってみた」
そういって、流星くんがコピーしてきた紙を、みんなに配る。
「これ…」
「優星お前…」
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