「優星。大好き」
この気持ち、止められないよ。
「知ってるよ。花恋のことなら…」
私の顔に優星の顔が近付く。
「Bob. Isn't that position changed?」
(ボブ。あの位置、変えませんか?)
「It is good.」
(いいよ)
「Shall I discuss here?」
(こちらで話し合いをしましょう)
ここは、会議室。
会議室の廊下から聞こえる会話。
近付く優星。
すると、会議室のドアが開いた。
「あ…」
やっぱり…
「か、花恋!?」
驚く母と、焦る私。
だって、この体勢…
ヤバいよね…?
優星は、驚きを隠せない様子。
「花恋。あんた何やっているの?」
何も言えないよ…
「優星くん。とりあえず、花恋から離れなさい」
「はい…」
突然、母の顔に戻った。
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