「ミュージカル初日お疲れ様!!」
私は、そう言いながら
優星の首に、星形のネックレスをつけた。
「え?くれるの?」
普通、こういうサプライズは男の子からサプライズってイメージがあった。
でも、いいよね?
優星は頑張ったんだもん。
「ありがとう」
「私、帰るね?」
楽屋を出ようとした、その時
「待てよ」
腕が引っ張られて、私は優星に抱きつく体勢になった。
「俺からの…プレゼント」
唇が重なった。
「花恋、好きだよ」
耳元で
私の顔は一気に赤色に染まる。
「大好きだよ?優星」
「俺も」
そして、2人は顔を合わせ、笑いあった。
.