優星の楽屋に行くと、森政くんはすでに帰ったみたい…

「花恋〜」

抱きついてくる優星。

普段はクールなキャラなのに、2人きりになるといつも甘えてくる。

そんな優星も好き。

「花恋。今度いつ会える?」

「明後日のリハ行くけど…」

「あ、明後日!?」

私には、優星が焦っているように見えた。

「都合悪いなら、断ろうかな〜」

これは嘘。

優星が何を焦っているのか、知りたかったから…

イジワル…私。

「だ、大丈夫。来て」

「うん、分かった…」

まぁ、いずれれそのうち分かるだろう。



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