輝さんの楽屋に入ると翔さんもいて、「よ!!」っと話しかけられた。
けれど私はどう反応していいのか分からず、軽くお辞儀を返した。
「どうぞ、座って」
輝さんは、座りやすいように椅子を引いてくれた。
「失礼します」
輝さんと翔さんが目の前に座っている。
これじゃあ、まるで面接するみたいじゃん…
「あの…お話って?」
「あのさ、優星のことについてなんだけど…」
輝さんは凄く心配そうに言うから何かあったのか心配になった。
「何かあったんですか?」
「いや、なんでもない…」
私は、それ以上何も聞くことが出来なかった。
その場の空気を変えようと、
「ミュージカル、凄く面白かったです!感動しました」
と言った。
やっぱり、輝さんも翔さんも笑顔で
「ありがとう」
と返事が返ってくる。
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