一度降りた幕が、もう一度開く。
「え?何々?」
「きゃー!きたぁ〜」
瑠花は叫ぶのに夢中で、教えてくれないし…
幕は開いたけど、ステージの上には誰もいない…
え、何?
すると、横の扉や後ろの扉、私たちが入ってきた扉から次々と出演者が!
「え?何?」
「一緒にダンスするの!!」
一緒にダンス!?
瑠花はキラキラと目を輝かせて言う。
「きゃあ〜!優星くん」
振り向くと、そこに優星が。
「ゆ、優星?」
「お嬢さま。僕と踊っていただけませんか?」
踊り!?
無理無理。
って横を見たら、瑠花は翔さんと踊る準備してるし…
舞台の演出なのね…
「ダンスはちょっと…」
すると優星は、あたしの耳元で
「彼氏からのお願い聞いてくれないの?」
「え?」
私は、一気に顔が赤くなるのが分かった。
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