私のSuperstar! 〜Secret Love〜


"3STAR 様 控え室"

ドアに貼ってあるこの紙を見て、つくづく芸能人と関わっていると実感する。

「花恋…?」

中に入ると、優星が1人で頭を抱えて悩んでいた。

「おぃ、花恋を呼んできたのは健人と流星か?」

わたしの後ろにいた2人に怒鳴り散らす優星。

ほんの少し腹が立っていた。

「優星、なんで直ぐに連絡くれないの?」

「俺はいつも、花恋に頼りっぱなしだから、迷惑かけたくないんだよ」

それが理由なの?

「おぃ、そんな言い方ないだろ?花恋に失礼だと思わないか?」

健人くんと流星くんは怒り出した。

「俺らが花恋を呼ばなかったら、アカペラで歌う気だったのかよ…」

メンバーも優星の性格のことをよくわかってる。

「優星さぁ、俺ら仲間だろ?優星は何でも1人で抱え込みすぎ…」



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