小屋を出ると裏に洞窟があって、私は迷わずその中に入った。 不気味な洞窟の中を用心深く走っていく。 すると、奥に明かりが見えた。 「っ琉…!」 二週間ぶりに見ることにできた姿に思わず叫ぶ。 琉はずっとここにいたのか、ボロボロで少し痩せて見えた。