だって君が好きだから、

『ちょっときゅーけー』



「……」


隣で、んーと声をだして伸びをする貴子。


「……」


私は、気にしないようにパソコンを打ち続ける。


『……ふぅ〜』


…なんだか、ため息がわざとらしい…。


『はぁ〜…』


貴子は、私をちらっちらっと見ながらまたため息。