だって君が好きだから、

『もー、セナ真面目すぎ!たまには休んでもいんだよぉ〜?』


あたしの腕を引っ張ってくる貴子。


貴子は、真面目な時なんてないじゃん!!


「もーほら、仕事仕事」


私は貴子の背中をポンと叩いた。


『ぶーつまんないの〜』


貴子は口を尖らせて、再びパソコンを打つ。