今夜も美味しいランデブー

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そして
陶原くんが連れて行ってくれた店は前もって彼が言ったようにそんなおしゃれな感じでもないけれどとても落ち着ける雰囲気のいい店だった。


店の外には大きなのれんがかかり引き戸を開けて店内に入る。


「わあ、
美味しそうなにおい!」

思わず声に出る。


「やろ?」

満足そうに陶原くんが答える。


「いらっしゃい、
こちらのカウンターへどうぞ?」

お店の人がアタシたちを案内する。