大阪は地元じゃないしいっつもみんなが連れて行ってくれるところにホイホイとついて行ってるだけだから。 「陶原くんのオススメんとこでかまへんよ?」 「俺のなあ…でも俺、 女の子が好きそうな洒落た店なんかわからへんで?」 「大丈夫、大丈夫。 アタシそういうのってこだわらへんから」 「そっか。 ほな…あそこにしようか…。 今の時期におでんってあれやけど…。 うまいとこ知ってんねん」 そう言って彼は歩き出す。 アタシは彼の横について歩く。