考えたら彼とはまだちょっとしか会ってないし、 話もしてないのに。 いつの間に軽い女になったんだ? 違う、 そうじゃなくて。 陶原くんはそんな風に思う人じゃない。 やっぱりクセがなくて純国産の水だから? 「かまへんで? この辺でもどっか知ってる?」 彼がアタシに聞く。 「うーん…」 アタシは自分から声をかけたもののあんまり飲食店はわかってない。