独りで食べるよりかは…。 いやいや、 そんなことよりもアタシから誘うって。 男のひと、 誘うなんてちょっと緊張する。 っていうか過去、 今まで誘われても誘ったことはなかったかも? せっかくだし誘うかどうかは置いておいて声、 かけてみよう。 「…あのっ…! 陶原…くんっ!」 アタシは思い切って大きな声で呼ぶ。 そのひとは立ち止まり振り返る。 そして 少し驚いた顔をしてからすぐに笑顔になった。 「ああ、納野さん? 納野さんも来てたんか?」 「うん」 そして アタシは小さく手を振る。