「どうせ変とか思ってんろ? でもアタシ、 別に理解してもらおうとか思ってへんし」 あ、なんかこれってトゲのある言い方。 でも何をどう言ったらいいのかわからない。 こんな風にバレタのって初めてで。 しかも一番知られたくない社内の人間に。 「うーん…」 陶原くんは腕を組んで天井を見上げて考える。 え? あの、 別にそんなに真剣に考えなくてもいいから。 わかんないんだったらそれでいいから。 ってゆーかわかってもらおうとも思ってないから。 そうされるとこっちがすごーく恥ずかしくなるから。