今夜も美味しいランデブー


なんだかちょっと腹が立つけど。

なんだかちょっと悔しいけど。


でもその思いはさっき感じていたものと少し違っていた。

そう、彼と一緒にいたい、

きっとそんな思いの裏返し。


だから。
そうだ。

意地なんか張らないで素直に。


「あのっ…アタシ…!」


「納野サン?」


アタシは自分自身を落ち着かせるように息を整える。

東京に行ってもアタシと会ってほしいって。

もっと陶原くんのことを知りたいから。

もっと陶原くんのそばにゆきたいから。