こんなの想定外。 いや、 でもアタシはオトナなんだからベタベタグチャグチャなエンディングにしちゃいけない。 そう、 せめて今、 ここにいる間だけでも。 どうにか虚勢張って。 だってこの広いエレベータホール、たくさんのひとが行ったり来たり。 食堂へ向かうひと、 売店へ行くひと。 そんなにぎやかな中にいるんだから。 それにしてもいつも彼の笑顔はアタシの気持ちをよくしてくれていたのに。 今日ほど不快に思うことはなかった。