「それは… そうやなくて、 普通にかわいいって意味ちゃうんか?」 「は?」 アタシがびっくりして彼のほうを見ると平然とにこにことしていた。 「かっ…からかわんといてっ!!」 真っ赤になって照れるアタシを陶原くんはくすっと笑う。 そして彼はベランダの手すりにさっきよりも寄りかかり夜空を見つめる。 アタシはそっと彼の横顔を見る。 月明かりに照らされて彼の目鼻立ちが余計に整ってキレイに見える。 「…キレイ」 「え?」 あっ! しまった!!