あのとき半熟は気持ち悪いって言われたけど。 でもやっぱり陶原くんはアタシと一緒だった。 嬉しくてえへへと笑って蒼空を一口。 「なんか…変なこと言うたか?」 「ううん、 またひとつ増えた、 思うて」 アタシの答えにますます彼は不思議そうな顔をした。 そしてまたこのひとと一緒に食事をしたいと思う。 なんでだろ。 お店の雰囲気がいいからとか料理が美味しいからとか、 もちろんそういうのもあるけれど。 彼と一緒に食べてると普段以上にどんなものでも美味しく楽しく思える。