確かにおっしゃるとおり。 あのときもミナミで飲んで最終乗れなくて。 でも。 今夜だって今から帰ったら余裕で大丈夫なのに。 もう。 高校生や大学生じゃあるまいし。 アタシ、 これでも成人して数年になるんですけどね。 またそうなったとしてもいいオトナなんだから手段はいろいろと…。 しばらくふたりの間に沈黙が流れても彼の真剣な表情は変わることなく。 あー、 もう、あの難波のときと同じだ。 「…わかった…」 あのときと同じようにまた根負けしてしまったアタシは小さな声で返事する。