今夜も美味しいランデブー


「それにバスはなくなったって京都まで帰ればあとはタクシーがたくさんあるから。
それにこの店すごくいい雰囲気で連れてきてもらってよかったなーって思うし。
またどっか連れて行ってほし…」


うぐ。

何言おうとしてんだろ、
アタシ。

なんかすごい自分が饒舌になってる気がする。

アルコールのせいなのか、
彼と一緒にいるせいなのか。


「また大阪駅まで送ってくわ」

心配そうな表情を変えることなく彼は言う。


ちらっと腕時計を見るとまだ22時すぎ。

こんなのまだ全然余裕なのに。