今夜も美味しいランデブー


まあ、確かに。

ミナミは乗換えが面倒だからよく思ってることだけど。

でも陶原くんと一緒だから別にそんな思ってないんだけどな。


「ミナミからやと帰るん大変やろ?
京都で市バスにまだ乗り換えるとか聞いてへんかったから…」

彼は申し訳なさそうに言う。


でもそんな気にしなくても大丈夫だから。

うん。
こういうのっていつもことだから。


「大丈夫、大丈夫。
結構遅くまで電車はあるし」

彼の心配そうな顔にアタシは必死になって答える。