どうしたらいいんでしょう… 屋上に連れてこられ あたしは呆然と立ち尽くす。 何を考えても、特に思い当たることはないし。 「高柳さ、なんで俺のことシカトしたの」 え!?それだけ!? 「別に…咄嗟にしただけで…」 特に意味があるわけじゃ… 「ふーん。咄嗟にね?」 いつもの笑顔が向けられる。 でも…やっぱり目が笑ってないよ!? 「俺はてっきりなんか隠してるのかと思ったよ」 ドキッ!! 今までにないくらい心臓が跳ねた。 それが自分でも分かると 咄嗟に顔を反らす。 木村君にバレたら終りだ!!