ああ、何て私は幸せなんだろう。 「好きだよ、由芽」 「弘也くん…うん、私も大好きだよっ!」 とってもかっこいい彼氏がいて、 毎日充実してて。 そして今、私は弘也くんの家に泊まりに来ている。 「なぁなぁ…由芽」 「ん、どうしたの?」 「ベッド――…来いよ」 「…あ…う、うん!」 だけどね、ちょっと最近気になることがあるんだ。