あんまり考えないようにしよう。


それから輝鰭藍達をお風呂に
入れ寝かし付けた。


直孝帰り遅い。


まだ9時だし残業しているん
だろうな。


それから時間は経ち、十二時になった。


さすがに残業で此処まで
遅くなったりしないだろう。


嫌な妄想や不安が駆け巡る。


私は寝ないで直孝の帰りを待った。


夜中の3時になった時
直孝が帰って来た。


私は恐る恐る聞いてみた。


「今の時間までなにしてたの?」


直孝の表情は、曇って行く。


「すまん…社長の付き添いで
キャバクラに行ってた…」