【続】最愛の人〜愛する貴方達へ〜(完)



それはともかく。


極道に入って二年。


美雪は大学二年生。


極道に慣れすぎて感覚が可笑しくなった。


美雪と会ってデートする。


一緒に歩くも美雪の笑顔で元気になれる。


遊園地。水族館。映画館。


一つ、一つが俺達の初めて。


初めてお前抱いたのはお前が大学四年目の卒業前。


何故か俺は震えていたよ。


その頃、俺は組長になった。


手繋ぐ事も無くなったが美雪は我が儘を言わなかった。


甘え過ぎてたのかも知れない。