いつもの直孝は、どうした? 悲しみから抜けられずに酒や煙草に溺れ、輝愛を一人にして。 輝愛のが何倍も辛い筈なのに。 腹を痛めて産んだ子供が死んで悲しい筈なのに。 アイツは強い。 そんな所に惚れたんだけどな。 俺は……鞄から出した紙とボールペンを出し輝愛へ手紙を書き始めた。 手紙に気持ちを綴る。 輝愛に届くか分からねぇ〜がお前に贈るぜ。