そして放課後。純ちゃんとは駅で別れて、私はいつもと反対方向の電車に乗り、2駅目で降りて来生家へ向かった。
駅からの道はしっかり覚えていて、10分程で来生家に到着。少し早く着いちゃったけど、遅れるよりはいいと思う。
緊張でドキドキしながら呼び鈴を押して待っていたら、奥さんがドアを開けてくれた。
「あら、いらっしゃい」
「お邪魔します……」
今日の奥さんは花柄のブラウスを着ていて、お化粧もバッチリだ。
お出かけ? それとも、いつもこんなに綺麗にしているのかな?
そんな事を考えながら奥さんに見とれていた私だけど、奥さんも私を見て固まっているみたい。そして、
「昨日の綾子さんとは別人みたい……」
と呟いた。
駅からの道はしっかり覚えていて、10分程で来生家に到着。少し早く着いちゃったけど、遅れるよりはいいと思う。
緊張でドキドキしながら呼び鈴を押して待っていたら、奥さんがドアを開けてくれた。
「あら、いらっしゃい」
「お邪魔します……」
今日の奥さんは花柄のブラウスを着ていて、お化粧もバッチリだ。
お出かけ? それとも、いつもこんなに綺麗にしているのかな?
そんな事を考えながら奥さんに見とれていた私だけど、奥さんも私を見て固まっているみたい。そして、
「昨日の綾子さんとは別人みたい……」
と呟いた。



