危ない家庭教師〜美男兄弟の誘惑〜

「待つ? 待つことはねえだろ? 始めといてくれよ」


「え?」


始めるって、何を?

私は頭の中で、純ちゃんから教わった事を大急ぎで思い出してみたけど、男の子がお風呂に入ってる間に女の子がする何かについては、教わった記憶がなかった。


「涼! 待って。戻って来て?」

脱衣所に入りかけた涼が怪訝な顔で戻って来てくれた。


「どうした?」


「私は何を始めてればいいの? 初めてだから、分かんないよ……グス」


やだ、情けなくて涙が出てきちゃった。


「ごめん、泣くなよ。初めてじゃ分からないよな? 俺が悪かった」


そう言って涼は私の頭を優しく撫でてくれた。


「じゃあ教えるから、着いて来て?」


「うん……」


私は涼に着いて行った。でも、いったいどこに行くんだろう……