危ない家庭教師〜美男兄弟の誘惑〜

結局私は覚悟を決め、今、涼と向かい合って座っている。もちろん、涼の部屋で。


「暑いか? エアコン止めようか?」


「へ? 大丈夫だけど、なんで?」


「だって、おまえ顔赤いし、やたら鼻息荒いし、暑いのかなって……」


「“鼻息荒い”って、酷〜い」


「あ、溜め息かな。とにかく、ハアハアうるさい」


「ごめんなさい」


私はこの後の事が気になって気になってどうしようもないのに、涼はいつもと変わらず平然と勉強をしている。


涼って、遊び慣れてるのかなあ。
女の子とエッチした事あるんだろうか?

それを考えたら、なんか悔しい。

その子と、その子達かな、比べられたらイヤだなあ……


「ハアー」


ひとりでに溜め息をついてしまう私だった。