「俺だって、何でも出来て、優等生の兄貴が羨ましかった」
「そうか? 優等生なんて、つまらないぞ? はめを外せないし、恋も出来やしない。だからおまえの恋を邪魔したくなったんだ。前回のバーベキューの時、おまえが綾子ちゃんを好きだって分かったから、おまえから綾子ちゃんを奪おうと思った。俺はちょっとモテるから、簡単だと思ったんだけどな、ダメだった」
「そ、そんなはずない。俺は見たんだぞ。階段の下で、兄貴と綾子が抱き合ってるのを……」
「あれはわざとしたんだよ、おまえに見せ付けるためにな」
「綾子もなのか?」
「うん。あの時は冴子の事で絶望してて、ヤケになっちゃって……」
「あの後、俺は綾子ちゃんにキスしようとしたんだけど……」
「そうか? 優等生なんて、つまらないぞ? はめを外せないし、恋も出来やしない。だからおまえの恋を邪魔したくなったんだ。前回のバーベキューの時、おまえが綾子ちゃんを好きだって分かったから、おまえから綾子ちゃんを奪おうと思った。俺はちょっとモテるから、簡単だと思ったんだけどな、ダメだった」
「そ、そんなはずない。俺は見たんだぞ。階段の下で、兄貴と綾子が抱き合ってるのを……」
「あれはわざとしたんだよ、おまえに見せ付けるためにな」
「綾子もなのか?」
「うん。あの時は冴子の事で絶望してて、ヤケになっちゃって……」
「あの後、俺は綾子ちゃんにキスしようとしたんだけど……」



