「“今更遅い”って……?」
「俺さ……、度胸がなくて言えなかったんだけど、綾子の事……好きなんだ」
「え? う、嘘でしょ? だって、涼は冴子と、付き合ってるんじゃ……」
「はあ?」
と、その時、
「お姉ちゃん!」
「冴子、章さん……?」
私達と同じく、全身ずぶ濡れの冴子と章さんが目の前に現れた。
「お姉ちゃん、ごめんなさい。もう意地悪しないから、カテキョを辞めないで?」
「冴子、何を言ってるのか分かんないよ」
「ワタシも涼君のこと好きだったから、強引に迫ったんだけど、涼君はお姉ちゃんしか眼中になくて、悔しくて、付き合ってるとか、キスされたとか、嘘ついちゃった……」
「俺さ……、度胸がなくて言えなかったんだけど、綾子の事……好きなんだ」
「え? う、嘘でしょ? だって、涼は冴子と、付き合ってるんじゃ……」
「はあ?」
と、その時、
「お姉ちゃん!」
「冴子、章さん……?」
私達と同じく、全身ずぶ濡れの冴子と章さんが目の前に現れた。
「お姉ちゃん、ごめんなさい。もう意地悪しないから、カテキョを辞めないで?」
「冴子、何を言ってるのか分かんないよ」
「ワタシも涼君のこと好きだったから、強引に迫ったんだけど、涼君はお姉ちゃんしか眼中になくて、悔しくて、付き合ってるとか、キスされたとか、嘘ついちゃった……」



