危ない家庭教師〜美男兄弟の誘惑〜

「そうなんだよ。部長はバーベキューがお好きらしい」


「あなたとお酒を飲むのが、じゃないんですか?」


「いやあ、そうかもしれないな?」


「いつですか?」


「今度の日曜。行ってくれるか?」


「仕方ないわね」


「綾子と冴子はどうだ?」


私は自分が答える前に冴子に目をやった。どうせ大喜びで“行く!”って言うと思うけど。涼に会えるんだから。

ところが、


「え? ん……いいけど?」


と、いかにも渋々という感じの返事だった。変なの!


「綾子はどうだ? と言っても、綾子に行ってもらわないと困るんだけどな?」


「うん、いいけど……」


「どうした?」


「その時に、来生さんに言う事があるんだ……」