「涼……?」
「泣いてる理由を言ってくれよ」
理由?
涼が好きだからよ。
好き過ぎて、諦めらめられないから泣いてるのよ。
私は声にならない言葉を発し、涙が次々と溢れて頬を濡らしていった。
すると涼は私の顎に指を添え、私の顔を上げさせると、顔を近付けて来た。
そして私の唇は、涼の柔らかい唇で塞がれた。
ああ、4回目のキスだわ……
手から力が抜け、ドサッと鞄が床に落ちた。
もっと。もっと深いキスをちょうだい……
涼の背中に腕を回し、唇を強く押し返そうとした時、冴子の顔が目に浮かんだ。それは、
“お姉ちゃんこそ気持ち悪いよ!”
と言った時の、冴子の顔だった。
私は、いったんは涼の背中に回した手を涼の肩に戻すと、思いきり涼の体を押し返した。
「泣いてる理由を言ってくれよ」
理由?
涼が好きだからよ。
好き過ぎて、諦めらめられないから泣いてるのよ。
私は声にならない言葉を発し、涙が次々と溢れて頬を濡らしていった。
すると涼は私の顎に指を添え、私の顔を上げさせると、顔を近付けて来た。
そして私の唇は、涼の柔らかい唇で塞がれた。
ああ、4回目のキスだわ……
手から力が抜け、ドサッと鞄が床に落ちた。
もっと。もっと深いキスをちょうだい……
涼の背中に腕を回し、唇を強く押し返そうとした時、冴子の顔が目に浮かんだ。それは、
“お姉ちゃんこそ気持ち悪いよ!”
と言った時の、冴子の顔だった。
私は、いったんは涼の背中に回した手を涼の肩に戻すと、思いきり涼の体を押し返した。



