危ない家庭教師〜美男兄弟の誘惑〜

純ちゃんはお弁当を食べ終わり、お弁当箱をバンダナで包んだりしていた。


それが終わると、

「で、どうするの?」


と、興味津々って感じで私に聞いてきた。


「え? そりゃあ、諦めるしかないかなって……」


涼への想いはそう簡単に吹っ切れるとは思えないけど、涼が冴子と付き合い始めたのなら、私はキッパリ諦めるしかないと思う。


それが、昨夜からずっと悩み続けた私が出した結論だった。


「そっちじゃなくて……」


「え?」


「二股するような涼君を諦めるのは当然として、プリンスと付き合うかどうかよ?」


「章さんと?」


「そう。告られたんでしょ?」